うつ病は治るのか~20代男の闘病記~

このブログはうつ病で自宅療養中の20代男が、日々のうつ病治療のプロセスを日記にしたものです。

うつ病だけど『Doki Doki Literature Club!』をプレイしてみた

こんにちは!うつ病ブロガーのヨヨです。

 

昨年9月にSteamなどでリリースされた、『Doki Doki Literature Club!』(略称:DDLC、日本語名:ドキドキ文芸部)というゲームを知っていますか?

最近ではYou Tubeニコニコ動画でも実況動画が作られている今人気のゲームです。

 

そんなDDLCをうつ病を患いながらもプレイし、無事エンディングまでたどり着いたので、感想を書いてみます。

store.steampowered.com

 

DDLCってどんなゲーム?

公式サイトにある紹介文には、以下のように書いてあります。

Hi, Monika here!
Welcome to the Literature Club! It's always been a dream of mine to make something special out of the things I love. Now that you're a club member, you can help me make that dream come true in this cute game!

Every day is full of chit-chat and fun activities with all of my adorable and unique club members:

Sayori, the youthful bundle of sunshine who values happiness the most;
Natsuki, the deceivingly cute girl who packs an assertive punch;
Yuri, the timid and mysterious one who finds comfort in the world of books;
...And, of course, Monika, the leader of the club! That's me!

I'm super excited for you to make friends with everyone and help the Literature Club become a more intimate place for all my members. But I can tell already that you're a sweetheart?will you promise to spend the most time with me? ❤

(公式サイトより引用)

 

 どういうことかざっくり説明すると

 

「主人公が幼馴染のサヨリに誘われて文芸部に入り、そこでサヨリ、ナツキ、ユリ、モニカの4人の女の子とのハーレム要素満載の学校生活を送る」

 

といういかにもなギャルゲーって感じの内容です。

f:id:yoyokota:20180309160123p:plain

 

公式では英語しかありませんが、非公式で日本語化のパッチが配布されているので、僕みたいに英語が全くできない人間でも、快適にプレイすることができました。

 

うつ病のひとはプレイしちゃだめ!?

上記の説明を見たあなたは、

 

「結局のところただのギャルゲーなんじゃないの」

 

と思ったでしょう。

 

僕もそう思っていました。笑

 

ですがこのゲームの公式サイトにはこんな注意書きがあります。

This game is not suitable for childrenor those who are easily disturbed.

(このゲームは子供や感情に動かされやすい人には向いていません

 

そしてさらにSteamにおいてつけられたタグには「精神的恐怖」「ホラー」の文字が…

 

 もうわかりますよね。このゲームはギャルゲーの皮をかぶったホラゲーです。

 

さらにいうと、ゲームを起動して最初に出てくる「お子様や精神的に不安定な方、うつ病を患っている人は不快に感じる可能性があります」の文字…

 

このゲームはうつ病を患っている人に対して強く警告しています。

 

なので

うつ病だけどこのゲームやってみようかな」というあなた。

 

くれぐれも自己責任でプレイしてくださいね。

 

なぜうつ病なのにプレイしたの?

僕は以前からブログでいっているように、重度のうつ病を抱えています。

それなのになぜDDLCをプレイしようだなんて思ったのでしょう。

 

 

最初は単純な好奇心からでした。

 

Steamを見れば現在の評価は「圧倒的に好評」で(2018年3月9日時点)、レビュー総数85,912件のうち97%が“好評”となっています。

 

さらに「Steamアワード 2017」において「The “Defies Description” Award(言語に絶するで賞)」にノミネートされました。

 

そんなDDLCに非公式日本語化パッチが開発され、2月10日に正式に公開。日本でも「ドキドキ文芸部!」の名で知られていくようになりました。

 

 

これはもうやってみるしかないだろうよ

 

とゲームをインストールしたのが今月の4日あたり。その時はテンションも上がりっぱなしでしたからやむをえません。

 

まあプレイしていくうちにだんだん後悔していくんですけどね。笑

 

ネタバレは厳禁!?

さて、このDoki Doki Literature Club!ですが、いろんな方々が書いたゲームの感想を見てみるとほぼほぼこんな記述があります。

 

「未プレイの人はこれ以上この記事をみたり、ネタバレを検索したりせずに初見でプレイしてください

 

まあわかります。どんなコンテンツでもネタバレは、その作品の鮮度を落としてしまうことが往々にしてあります。

 

もちろんこのDDLCについてもそうです。ゲームのプレイヤーは新鮮な恋愛やホラーをネタバレによって味わえなくなる可能性があります。

 

これからこのゲームをプレイする方はまず初見でやってみてください。僕も最初は初見でプレイしました。

 

 

 

ではここから感想です、あまりネタバレはしないつもりですが念のために言っておきます。

 

「未プレイの人はこれ以上この記事をみたり、ネタバレを検索したりせずに初見でプレイしてください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うつ病がDDLCをやった感想

僕は最初は初見でナツキルートを目指してプレイしていました。途中でCGの回収ができなくなったこともありましたが、その時は

 

「あとでデータロードして回収すればいいか」

 

と思っていました。まさかあんなことになるとは…

 

 

サヨリの自殺エンドはまあ予想できましたね。僕自身もともとSchool Daysとかのゲームも好きなのでこういう展開は好みです。

 

 

問題は2週目です。ここで一気に精神的ダメージを受けました。

 

さあCGを回収するかと思いロードメニューを開きますが、セーブデータがない。全部消えていました。

 

「ゲームじゃないから、俺はこの先この罪を背負って生きるんだ。」ってこういうことなんですね。

 

 

サヨリがいない世界での学園生活。表示バグや音声バグなどの演出をこれでもかといれて驚かせようとしてきます。

 

プレイしているときは体中のいろんなところから汗が噴き出ていました。(きたない)

 

 

2週目をクリアするまで通常であれば1時間もあれば終わるところを、僕は2日間くらいかけてプレイしました。

 

だってめっちゃ怖いんだもん

 

あの突然来るバグじみた演出がもう怖くて怖くて。

 

あまりの怖さに、僕はついにやってしまいます。

 

 

ニコニコ動画の実況プレイで予習してしまいました。

 

演出が来るのは大体決まった場面なので(ランダムもありますが)、

少しでも恐怖をやわらげたかったです。

 

でもパソコンを開くのが怖い…

僕の中で確実にトラウマになっていました。

 

余談ですが僕の夢の中でも表示バグが起こりました。完全にトラウマです。

 

 

とんでモニカの世界のシーン。彼女はいいですね。

プレイヤーではなく僕自身に話しかけてくれます。

 

攻略対象になれないモニカの苦悩が浮かび上がってきます。

 

彼女の話を延々と聞いていられるような話題ばかりです。

うつ病ヤンデレディベート、ラップなど…

 

彼女は攻略対象にはなれないけれど、

このゲームのたった一人のヒロインなのだと思いました。

 

終わりに

内容が薄いですが長くなってしまったので、これで終わります。

 

このゲームをプレイしての感想ですが、これは単なる

「ホラゲー」ではありません。僕はそう思います。

 

どういうことなのかは、ぜひプレイをしてあなたが感じ取ってください。

 

そしてうつ病の人には、このゲームはあまりお勧めできません。

僕の心に大きな傷跡を残していきました。

 

ですがやってよかったと思える作品です。

あなたが健康体ならぜひプレイしてください。

 

それでは、このへんで!

 

ddlc.moe

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Just Monika.